ベルリンから人生敗者復活戦。

ワーキングホリデーの失敗談を綴る。その失敗の過程と、失敗から出直す、敗者復活戦の過程も勝手に配信する。

ベルリン見聞録:5月1日はベルリンが狂う!ありきたりなGW休暇に飽きた人はメーデーにドイツへ!野外テクノで軽く死ねるよ。

お久しぶりです。まだ生きています。根暗で真面目な記事を書いてから更新が一時停止していましたが『これは書かないと気が済まない!』なヤバいBerlinイベントに参加してきたので、血湧き肉躍る興奮状態のまま書き連ねます。5月1日にベルリンで何が起こるのか。ただの祝日じゃないんです、ヤバいの!軽く死ぬの!(踊り疲れてしまう、という意味で)コレ目的でGW休暇に日本からベルリンまで来てもいいんじゃないかってぐらいなイベントです。写真もいっぱい撮ってきたよ!

目次

マイ・ファースト、ファースト・オブ・メイ

5月初旬は日本はGW真っ只中ですね。ドイツの5月1日はレイバーズ・デイ(労働者の日)で祝日です。学校も仕事も、そしてほとんどのお店がお休みでした。まるでゴーストタウンのように繁華街も静かです。で、私この5月1日(メーデー、もしくはファースト・オブ・メイ=5月の最初の日)がベルリンでどんな意味を持った祝日か把握しておらず、普通に「ラッキー!平日に日曜日アゲイン!」みたいなものだと思っておりました。昨年もベルリンにいましたがお祭りには参加しなかったので、今年がマイ・ファースト、ファースト・オブ・メイでした。これ語呂が良かったので連発しました。若干笑ってもらえます。

 

レイバーズ・デイ(労働者の日)は働いたら負け!

「ドイツ人って堅物で融通効かないわ〜」って愚痴ってはみるものの、この人たちの「言葉通りにやるぞ!」って貫く姿勢には感動すら覚えます。そう、この「労働者の日」も言葉通りなんです!「毎日働いている労働者たちを讃え日なんだ!俺達はいつも働いているううう!だから今日は休むんだああああ!」という気合がスゴイかったです。普通の日曜日はね、交通機関は使用可能なのです。むしろ週末は交通機関が24時間営業している「流石ベルリンやでえ!」な街なんですけどもレイバーズ・デイは違いました。バスすら止まります。地下鉄も封鎖されとる!(お祭りとは関係のない地域は動いていたところもあったみたいですが)交通機関がない、つまり移動は地道に徒歩、リッチにタクシー、乗り捨てレンタバイクにスクーター。今日働いているタクシー運転手さんだけボロ儲け!みたいな。とにかく5月1日は街が止まります。この日に開いている飲食店もありますが、その人達は逆に「ボロ儲けしてやろう!」感がスゴイです。街全体が働いたら負け!ぐらいの勢いなので、働くなら稼がなきゃ!実際「ビール売ります!」を路上でやって、荒稼ぎしている人もチラホラ。人種差別でもなく偏見でもなく、ほぼアラブ系かトルコ系でした。イイね!

「この街はいったい、どうなっているんだ。。。!?」

街が止まっているのに、なんでGW休暇でベルリンに来なきゃいけないのかって?それは本気で遊ぼうとしている労働者達がパーティーしているから!彼らは4月31日の夜の時点でパーティー開始しています。しかし私は基本が根暗なので何も知らずにそのまま5月1日。「何してんの!?パーティーするわよ!」お昼すぎに携帯がなりました。時刻は14:00pm、真昼間。こんな昼間から全開で遊べないわよ、オバちゃんだからね。怠惰に「オーケー、夕方ぐらいに合流するわ〜」と返事をして待ち合わせ場所を確認。Marianennplatzね、オッケ。クロイツベルグ地区のど真ん中ね。さて重い腰を上げて出発するもバスで20分の距離だったのに、バスは来ず!

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バス停でしょげていたら「今日はバスないわよ、祝日よ?このまま真っ直ぐ歩け!」と何故かオバさんに応援され、歩き出す。徒歩40分の距離なんだけども、「この街はいったい、どうなっているんだ。。。!?」状態。道はまるでゾンビみたいにぞろぞろと歩く人々で溢れていて、足元には割れた空き瓶、そして芸術的なゴミ箱。

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鳴り響くサイレンと大量の警察官。一瞬テロ事件かと思うほど。

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最寄駅の地下鉄Kottbusser Tor駅近くはまるで歩行者天国。交通規制がかかっています。

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やたらとスパークリングを効かせたり、カラフルでエッジーにスタイルアップした皆さん、目指す場所は同じみたいです!

目指すはMarianennplatz! たどり着くまでがカオス。

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まず公園にたどり着くまでのMariennen通りそのものが凄い熱気です。

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Oranien通りとの交差点が一番カオスだったかも。屋台が溢れ、もうお祭りに特化してビールだけ!ケバブだけひたすら売る!みたいな店もあったり。なんでも5月1日は本気のパーティーアニマルがドイツ全土からベルリンに集結しているらしいです。(友人談)そりゃー、混むわ!

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駅からまっすぐ歩き続けると、遠くに教会が見えてきました.まだ太陽が出ているので(すでに19:00でしたが)結構平和な感じで家族連れも多かった。赤ちゃん抱いたまま30代ぐらいのヒップスターなお父さんが音に合わせて踊っていたり、ベルリンって感じ。

たどり着いた公園そのものがテクノクラブ、イイ感じに狂っている。

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どうですか、この人混み!この瞬間のために集まってきた人達です。

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20:00ぐらいから空が暗くなり、真ん中のDJブースでテクノミュージックが始まります。テンション上がったお客さんがブースに上がって踊っちゃったり。めちゃくちゃ盛り上がっています。(ほとんどの人達が昼から飲んでいるのでしょう。働かない日だからね!気合い入れて楽しまなきゃね!)

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私たちも飲んだよ!度数が高いお酒をゼリーにして、上に卵とミルクリキュールを流し入れた、なんとも不思議なショット。お味は正直、不評でしたね!笑

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そして夜になると更にヒートアップしてきます。スモークが焚かれ、ライトが反射して幻想的です。何故か白鳥バルーンが浮かんでいたりとカオスです。

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祝日といっても翌日は平日なので私達は23時ぐらいで解散しましたが、会場はまだまだ盛り上がっていました。翌日の休み申請をする人も多いのだとか。でしょうね!じゃなきゃ、無理だよ!とっても盛り上がっていて素晴らしいパーティーでした。しかもこのイベントはMyfestという名前で毎年開催されており、入場は無料!ベルリンのメーデー最高です。

そもそも労働者の日、メーデーって何?

今更本来のメーデーのお話を少しすると、アメリカの「メーデー:労働の日」に労働者たちが就労環境の改善などを求めてデモを始めたらしく、ドイツでもメーデーはデモの日!って感じみたいです。結構この日はパーティーばかりでなく、各所で熱いスピーチも繰り広げられていました。私はデモに遭遇しませんでしたが、大量の警察隊達はお祭りの治安維持だけでなく、デモのコントロールのためだったりもするらしい。護送車がズラーッと並んでいたんですけど、デモ参加者を一旦捕まえるってこと?そこまでする?他の方のブログを読んだ感じだと以前のデモはもっと激しかったようですが、今年はそこまで激しいのはなかったのかな?で、News見てみたらガッツリやっていたみたいです。パーティーもデモも嫌いなベルリン在住10年目の友人が「メーデーはお家から出ない」と申しておりました。

www.berliner-zeitung.de

オバさんの言うことは聞いとき!コレはマジで注意して!

では最後に、ベルリン在住で来年のメーデーに参加したい人、もしくは折角のGWに日本から「どれ、ベルリンのクレイジーなお祭りに参加してやろう!」というお兄さん、お姉さんに伝えておきたい注意事項まとめます。

注意事項その1:携帯が死んだらサヨウナラ。

もし友人と待ち合わせするのであれば、携帯電話はフル充電でお越しくださいませ。あとリチャージャーもあるなら持参するべし。ドイツ全土、もしくは海外からも参加者が溢れありえない人混みです。一度はぐれたら合流は難しいでしょう。携帯が死んだらサヨウナラ。友達を探すのは宝探しそのものです。

注意事項その2:おトイレは有料、もしくはGo Nature.

ストリートパーティーは楽しいですがおトイレがね!大変です。近くのカフェなどで小銭を払ってトイレを借りるか、または仮設トイレが有料で使用可能!私が見つけたやつは70セント(100円ぐらい)でした。高いか安いか、微妙なところですが、2016年に訪ねた富士山五合目のトイレも100円だったから、希少価値は同程度なのでしょう!無料でおトイレしたい方はGo Nature.つまり立ちションですね。これが多いんだ!もう少し気にしてほしいぐらい。女性も草むらにササッと入って「お花を摘みに」行かれますから、ドイツ人は自然と密に接しています。トイレ事情はこんな感じですので、出発前に一回おトイレ行っときましょう。

注意事項その3:セクハラ野郎はマジで滅びろ。

人混みの中、踊り狂うストリート・パーティです。大晦日のイベントでも書きましたが人混みではセクハラ野郎ものさばっています。私は被害にあいませんでしたが、グラマラスバディーな友人が被害にあいました。露出高い格好でセクシーに踊っている女性がいても、お尻は触らないで!セクハラ野郎は滅びてください。腰にゴワっとジャケットを巻いておくといいかも。あとは当たり前だけど男女関係なくパーティーは数人で参加するのが安全ですね。抗議活動も全員でたちむかいましょう。中指が何本も立っていました。そりゃそーだ。セクハラ野郎は滅びろ!(3回目)

まとめ:大晦日の花火戦争に次ぐThe Berlinイベント!

先ほどの流れでも触れましたがベルリンのクレイジーなストリート・イベントといえば「大晦日の花火戦争」だと思っていました。

www.berlin-fightback.com

でもメーデーも負けていませんね。クレイジーすぎてネジ外れていました。野外イベントってやっぱり最高です。多国籍で多文化な街ベルリンにGWを利用して遊びに来てもいいと思います。お祭り以外、街の機能はストップしていますけどもね!メーデー、何も知らないのに私を連れ出してくれた友人に感謝です。踊り疲れての筋肉痛久しぶり!