ベルリンから人生敗者復活戦。

ワーキングホリデーの失敗談を綴る。その失敗の過程と、失敗から出直す、敗者復活戦の過程も勝手に配信する。

ポルトガル 紀行:クリスマスをポルトガル人の家庭で過ごしたらこんな感じになる。舌も身体も肥える、ポルトガルに惚れる。

f:id:morianna:20180102065928j:plain

クリスマスはポルトガル、プラガという街で過ごしました。プラガはポルトワインで有名な街、ポルトから電車で1時間ほどに位置する街です。まずは「プラガってどんな街?」プラガの素敵情報をご紹介しましょう。

 目次

 

プラガはポルトガル が始まった街Guimarães のすぐそばにあります。

「ポルトガルが始まった街」つまり建国の地は現在の首都リスボンではなく北の街だったのですね。プラガから車で20分ほどでたどり着く城跡では、ポルトガルの成り立ちや歴史を学ぶことができます。 

f:id:morianna:20180102065825j:plain

「城壁」って感じの城壁で守られた、ガッチリした岩の上に立つお城。

f:id:morianna:20180102065836j:plain

入場料は大人2ユーロ。他の博物館なども一緒に見る場合は合同チケットなどもあるとのこと。

f:id:morianna:20180102065845j:plain

結構ギリギリな道を歩いて観光しますが、セーフティーがつくようになったのは最近とのことですから、子供の時のマギーちゃんはセーフティーもないままの城跡を走り回っていたとのことでお母様はいつも肝が冷えたとおっしゃっておりました。これは確かに怖いわ。

f:id:morianna:20180102065855j:plain

建国の王様。アフォンソ1世。

f:id:morianna:20180102070159j:plain

こんなに小さな領土を、彼の時代でここまで広げたとのこと。偉大すぎる。

f:id:morianna:20180102065905j:plain

偉大すぎていまでも様々な紋章、マークに使用されているとのこと。ポルトガルの歴史にまで言及し始めると長くなるので割愛しますが、歴史好きな人は是非とも訪れたいスポットですね!展示も面白かったし、2ユーロはお得です。

プラガでローマ帝国時代の遺跡が見えるカフェでコーヒーを!

そんなわけでプラガもなかなかに歴史が深い街。ローマ帝国時代にも既に街を形成していたので、ローマ人もこの地を征服するのに苦労したとか。その為プラガにはローマ帝国時代の遺跡がたくさん残っています。

f:id:morianna:20180102070525j:plain

プラガの市街地には、なんとローマ帝国時代の遺跡が見えるカフェがあります。レトロな雰囲気と美味しいパンやケーキで連日賑わっております。でも「ローマ帝国時代の遺跡が見える、って具体的にどういうこと?」こういうことです。

f:id:morianna:20180102070608j:plain

なんと店内の床がスケルトンになっていて、足元に遺跡を見ることができるんですね〜!

f:id:morianna:20180102070628j:plain

天気がいい日に外のテーブルで飲むコーヒーは気持ちがいいのですが、このカフェに限っては店内席が人気です。

 

f:id:morianna:20180102070648j:plain

 もちろん、ケーキもパンも美味しいです。最高です!

プラガ名物クリスマスイブ行事「Bananeiro」に参加してきました!

f:id:morianna:20180102070738j:plain

この行事、ポルトガルの文化というよりもプラガという街のみに根付いているとってもローカルなイベントなのです。簡単に言えば「家族とのクリスマスディナーが始まる前に、街の中心地に行って友達たちと一緒にモスカテラというお酒をバナナ片手に飲む!」というシンプルなもの。

f:id:morianna:20180102070727j:plain

まず「こんな小さな街にこれだけの人数かいたのか!」というほど大量の人々が狭い路地に大挙して押し寄せ、皆がある一店舗を目指して行進していきます。ストリートで仲間とお酒を飲むだけ、それだけのシンプルなイベントなんだけどやたらと面白すぎるので後日別記事にします。詳細は少々お待ちください。下記にまとめました!

www.berlin-fightback.com

 

ポルトガル料理最高!クリスマスディナーは終わらない!

「ヨーロッパで過ごすクリスマスって素敵なんだろうな〜!」

日本の友人から「憧れる!」とまで言われたクリスマスですが、確かにめっちゃ素敵です!特にクリスマスディナーがいろんな意味ですごい。クリスマスイブのディナーラインナップはこちら。

f:id:morianna:20180102071521j:plain

私が美味い!美味い!最高だ!と絶賛したポルトガルの海の幸がふんだんに使われた料理が並びます。タコにサルディン、白身魚にツナマヨネーズ。ああ、美味しいよ、美味しいよおおお。

f:id:morianna:20180102071538j:plain1.5Lサイズのポルトワイン。ちょっと甘めでしっかりした赤ワインでした。

クリスマスディナーの後にはスイーツタイム「クリスマスケーキだけじゃない!」

そうなんです。ポルトガルは海の幸も肉料理も美味しければ、スイーツ大国でもあるのです。何を食べてもやたらと美味しいのですが、まあ量が多い。ディナーの後のデザートってケーキ一切れとかそんなものだと思っていたら甘いですよ!

f:id:morianna:20180102071621j:plain

ほら、もうお腹いっぱいになりそうなラインアップでしょう?

f:id:morianna:20180102071637j:plain

スイーツの内容を以下箇条書きでご説明しましょう。

①Mexidos ナッツ、パン粉、シナモンんパウダーとかの沢山混ざったスイーツ

②Aletria 細かいパスタなどをミルクで煮たもの

③Rabanada フレンチトーストのように卵液につけたパンを揚げたもの。ソースはレモン、砂糖、シナモン、ハチミツなどを煮詰めたものでアンゴラ出身のお母様自慢のレシピ

④Pão de Ló 伝統的なケーキ パン屋で沢山売られているイースターにも食べる

⑤Bolo Rei クリスマスケーキといえばコレ!パン屋でもケーキ屋でもカフェでも売っているドライフルーツとナッツが入ったドーナツ型のフルーツケーキ。

f:id:morianna:20180102071702j:plain

ちなみに縦横のデザインはシナモンパウダーです。結構コツがいるとのことです。

 

「ポルトガル人はやたらと食べさせてくるから、自分のプレートは自分で守るんだ!」

f:id:morianna:20180102071458j:plain

まるでサッカーのゴール側の台詞のような忠告を受けて始まったポルトガルクリスマスディナーのキックオフ。

私「美味しい!美味しい!美味しいよー!」

最高なのはリスボンで食べた「白身魚の卵ポテト」をつくってもらえたこと。キャーキャー喜んで食べ始めた私を制止する友人。

友人「ちょっと、気をつけなさいよ!全部の料理を、少しずつ食べていくのがコツなんだから!」

そっか、確かに全部食べてみたいもんね。

 

〜30分後〜

私「うわあー、美味しかったあ!最高ですね!」

友人ママン「あらー、良かったわ!白身魚の料理、第2弾があるのよ!」

(「え、結構お腹いっぱいなんだけども。。。ヤバイ」)

ママン「コレ、まだ食べていないでしょう?」

私「はい。。。」

友人「あ、無理ならお腹いっぱいって言っていいのよ。断ってもいいんだからね!」

そうなのです、全部の料理をちょっとずつ食べておくのは「まだ食べていないなら一口だけでも」のお誘いがあるためなのです。

私「でも魚料理は好きだからやっぱり食べる!」(結局食べる)

 

〜15分後〜

ディナーがあらかた終わると、デザートの予感がします。

私「今からケーキとか食べるのかな?」

友人「ケーキ?もちろんよ!」

あ、ケーキあるんだ。おっけ、ケーキぐらいなら一切れは食べられるはず!気を抜いていた私の前に、ドバーンと現れたスイーツの大群。ヤバイ。これを全て食べ比べるのは。。。

友人「このフレンチトースト美味しいから食べなさい。」

私「あ、でも結構お腹いっぱいで。。。」(よし、ちゃんと断ったぞ!)

友人「コレは特別で伝統的なスイーツだから食べないと勿体無いわ!」

(え!君、ちゃんと断りなさいって言うたやん!笑)

こんな感じで断れないのですよ!サッカーだったらDFがどう頑張ってもMFあたりがナイスパスしてきて必ずFWにゴール決められちゃう感じ。そして美味しいから食べれちゃう!自ら口開けてボールを飲み込みに行ってしまうエンドレス・フードのもぐもぐ祭りがクリスマスディナーなのです。一週間で3kg増量しました。友人も肥えました。ライアンエアーに体重チェックされなくてよかったです。

 

ポルトガル と日本を繋ぐスイーツ〇〇〇〇で感激!

f:id:morianna:20180102071839j:plain

なんか「お腹いっぱいで沢山食べれなかった〜」と小食女子みたいな事書いていますけど、美味しければ美味しいだけ食べまくっておりました。そんな中で一番最高だったのは「カステラ!」なんと食卓に巨大サイズのカステラが並んだのです!長崎出身者としてはカステラに大興奮!

「そっか!長崎人は出島時代に交流があったポルトガル人からカステラを学んだんだもんな!ポルトガルに本場のカステラがあっても当然だよね!」

と頼まれてもいないのに長崎の歴史と出島、当時のポルトガル人達との交流を熱弁。以外とこの話にはお母様方も驚かれて、その後は

カステラだけではなく、ビードロ(*ポルトガル語で「ガラス」の意味。長崎ではガラス素材の伝統工芸品の名前になっています)などの話題で盛り上がりました。このような文化交流は本当に嬉しいですね!

 

クリスマスプレゼントはツリーの下へ。ツリーの下にはイエス様!

f:id:morianna:20180102070829j:plain

海外のクリスマスとイメージしたら「クリスマスツリーの下に積み上げられたプレゼント」を想像されるかと思いますが、そのまんまです。クリスマス(25日0時)になった後に「さー!プレゼント配るよー!」と家族皆がリビングに集まって開封の儀です。

f:id:morianna:20180102072001p:plain

日本人は包み紙まで丁寧に扱ったり、プレゼントをその場で開封するのはちょっとはしたないみたいなところもあるかもしれませんが、ヨーロッパではプレゼントはその場で開けるのが定番。もう、バリッバリに開けていきます。まさに豪快。

f:id:morianna:20180102072027j:plain

プレゼント交換で盛り上がった後に気がつけば、いつの間にかツリーの下の聖家族の中に赤ちゃんのイエス様が誕生(登場)しているではありませんか!

「え!いつの間にかイエス様、生まれてるやん!」と私が驚くと

「お母さんがさっきお気に入ったのよ」とマギーちゃんがネタばらし。

「じゃあマギーのお母さんがマリア様ってことかしら?」

「そういうことになるわね〜」

そういうことらしいです。

 

クリスマス当日は教会のミサへ〜カトリックのミサは言語が変わっても内容は同じ〜

f:id:morianna:20180102070919j:plain

ポルトガル はカトリックの教会がほとんどで、あまりプロテスタントの教会はありません。以前ハヌカの記事で言及したサルザール独裁政権下では特に伝統的なポルトガル が賞賛されたので、キリスト教以外の宗教は肩身が狭かったそうですよ。

f:id:morianna:20180102070858j:plain

美しいですね。大航海時代の遺産、黄金がこちらでもふんだんに使われています。パイプオルガンもスペインのサンティアゴ教会で見たもののように伝統的で立派なものでした。

f:id:morianna:20180102070941j:plain

歌ミサは世界共通の進行なので、たとえポルトガル語であったとしても内容が大体理解することができます。またクリスマスソングの中に幼少期に聖歌隊で歌ったラテン語の歌 Adeste Fideles (日本語訳:神の御子は今宵しも)があり、この曲だけは一緒に歌えました。ラテン語だけど、子供の時の記憶って意外と強く残っているものなんですね。

どんな歌か気になる方は、パバロッティの美声でどうぞご鑑賞下さい。

www.youtube.com

歌詞や意味など知りたい方は下記の英語サイトが詳しいです。 内容としては「今夜、神の子キリストがこの世に誕生する。さあ、拝み奉りに馳さ参じよう」って感じです。

www.traditioninaction.org

ミサの後には昨夜生まれたばかり(という設定)のイエス様の銅像にキスができます。でも私達のグループで参加する人はいませんでした。

「あれ、参加しないの?」

「大量の人がキスして所にキスするとか気持ち悪いわ」

「あ、そっか。(「おおおおおお、言っちゃったよおおお」)」

f:id:morianna:20180102071002j:plain

街中にも赤ちゃんのイエス様が現れました。靴下屋のイエス様が一番可愛いかったです。靴下に囲まれとるで〜

 

こんな感じでポルトガル文化にたっぷりと浸り、かつ私の中でも重要なキリスト教の行事もしっかり抑えることができてとても意義深いクリスマスを過ごすことができました。

「クリスマスは私の国に遊びに来ないか?」とビザを延長した9月の時点で誘ってくれた友人には本当に感謝です。友人の家族もとても素敵な方々で、特にお母様とはお電話で何度か話したことがあったので、お会いできた時は本当に嬉しかったです。これから4つほど、ポルトガル旅行の記事をアップしていきますので、どうぞお付き合い下さいませ。

 

*プラガの教会の観光に際しての注意点*

宗教施設であるため、観光時には配慮をお願いします。教会内では大きな声では話さない。ミサ中、お祈り中に写真撮影はしない。写真はフラッシュは使用しないなど。キリスト教徒もしくは地元民以外、観光客には入り口にて観光料2ユーロが発生しますのでご注意ください。