ベルリンから人生敗者復活戦。

ワーキングホリデーの失敗談を綴る。その失敗の過程と、失敗から出直す、敗者復活戦の過程も勝手に配信する。

日本公開一週間前「ブレード・ランナー2049」続編映画をベルリンからレビュー&勝手に解説!キーワードはレプリカント、人間、そして愛。

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前作と事前公開ムービーで膨らんでいた疑問点をおさらい。

前回の記事では徹底的に前作と事前公開情報で続編公開までのテンションを上げておきましたね。未読の方はこちらからどうぞ。

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前作の舞台となった2019年から3年後の2022年では「ブラック・アウト」と呼ばれる事件が起こりました。そして2034年では「レプリカントの存在」に関して議論が行われていました。最後に直前の年2048年では「謎の男」が描かれています。これは、まるでプロローグのようなショートムービーでしたね。

以上の事前公開映像を踏まえて、続編の舞台となる2049年では下記の疑問点に注目したいと思って映画を鑑賞してきました。

—2022年のブラック・アウト事件の目的と、その後の影響は何だったのか?

—レプリカントVS人間の対立の行方はどうなっているのか?

—人間は何を求め、レプリカントは何を求めているのか?

そして前作公開時から囁かれていた「デッカードもレプリカント説」の決着も見届けたいところ!

今作品の監督は前作のリドリー・スコット監督じゃないの?ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督って、誰?

映画の内容に入って行く前に、バックグランド情報から整理してみましょう。まず、監督は前回のリドリー・スコット監督ではなく、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督になっております。この方はカナダ出身の映画監督さんでして、代表的な映画は「灼熱の魂」。この作品で第83回アカデミー賞外国語映画賞のカナダ代表作品としてノミネートされております。監督の作風を知りたい方は、この映画も含めて事前にチェックしておくと面白いかもしれません。

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演技派のぶつかり合い!ハリソン・フォード&ライアン・ゴスリングの新旧ブレード・ランナー対決。

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前回の主役はハリソン・フォード演じるブレード・ランナー、デッカードでしたが、今回の主役はライアン・ゴスリング、彼もまたブレード・ランナーです。

「俺もかつてはブレード・ランナーだったさ。お前よりも凄腕のな。」

ハリソン演じるデッカードのセリフが渋い!カッコイイ!でもお年を召したわね!(なんと今年で〜歳になられたとのこと。確かにお腹周りとシワの年輪に歴史を感じます。)新旧2人のブレード・ランナー、30年という時間の中で彼らの存在意義はどう変化したのでしょうか?

—ストーリー

前作から30年後の2049年の世界を舞台に、新人ブレードランナーの“K”が、新たに起こった世界の危機を解決するため、30年前に行方不明となったブレードランナーのリック・デッカードを探す物語が描かれる。

ブレードランナー 2049 : 作品情報 - 映画.com

 

私の勝手なレビューの前に、大友啓史監督のちゃんとしたコメントをどうぞ。

「るろうに剣心」の映画化などで知られている映画監督の大友啓史氏のコメントはこちらから。

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映画監督というよりも「35年前のブレード・ランナーが好きだった」鑑賞者としてのコメントのようでありながらも、現代社会でこの映画がどのように観客の目に移るか、話されています。この映画を漢字一文字で表すと「今」ですって!この映画は『今!』見るべき映画だとのことです。

 

勝手な個人的な感想っぽいレビューと、ほとばしる何かの備忘録。(まだネタバレはそんなにありません。)

まずは直感的な、総括的な、ストーリーに食い込まない感想を。

—映像とか、演出に関して

まず、前回の記事でも書きましたが、前作リドリー・スコット監督の映像美や世界観は後々のアートシーンに影響を与えるほど鮮烈だったわけです。今作では前作の「光の演出」は同様に多用されていたと思います。一点からの光とか、隙間からの光とか、機械のネオンの光源だけとか、そこはブレードランナーぽかったと思います。

音楽は、前作と少し違って、ほとんどが自然音。あんまり過剰な効果音とか使わないようにしていたからか、その分役者さんの一挙一動が引き立つものがありました。それゆえか“木馬”のシーンに関しては音楽が大きすぎて、ドキドキの高揚感がバクバク高まる!でも少し「うーん、いきなり音が大きいなあ」と思ってもしまったり。ま、そこまでガタガタ言う人は少ないと思うのでスルーしてください。

ファッションは今回も素敵なレディーが登場しました。娼婦3人がエロかわいいファッション。前作で序盤に殺された踊り子のレプリカントは雨合羽みたいなジャケットを来ていましたが、今作も後半に雨合羽みたいなシースルージャケットを来ているキャラクターがいましたね。

そんな感じで前作と似ている、名残を感じるポイントが差し込まれているのが楽しい発見でした。前作を見ていると、今作でアレコレ答え合わせみたいで楽しかったです。あ、今回もSONYとかCoka Colaとか、企業タイアップの広告も差し込まれています!こーゆーのを見つけるのも楽しい。2049年にもSONYが残っているということよね、頑張りたい日本企業!

—ストーリーに関して

いや〜、これね、正直キツイと思う。第1作のファンじゃないと、寝ちゃうかもしれない。。。私は「30年ぶりの新作だよ!観に行こうよ!」って友人お誘い合わせの上、仕事終わりの平日に大の大人が6人で映画館に集結してビール飲んでポップコーン食べて「超映画楽しむ気満々!」でスタンバイして望んだんですけど、しか〜も、私がオーガナイズした影響からか全員が「事前公開映像」プラス「オリジナルの前作」を鑑賞した上で参戦しておりましたが、2人が居眠りしました!6人中2人!30%は寝るぞ、とな。

もうね、仕事で疲れていたとかじゃないと思うんだ。ストーリーに2時間40分を駆け抜ける、疾走感はなかったと思う。だから「はいはい、起床転結!ドーン!バーン!わーい!」みたいな分かり易いハリウッド映画の娯楽大作をご期待されていたらダメですよ、と。自分が気になっていて見たいからって軽い気持ちで友人を丸め込んで映画館に引っ張っていくのはダメだと思うの。前作のファンじゃないと、この映画、結構厳しいです。

前作のファンだと、「私のフクロウ、好きなの?」「これも人工物か?」このセリフにきゃ〜ってなるし、折り紙の動物を見て「お!今度は何のメタファーだろう?」とワクワクできるけど、前作を知らない人だとあんまり面白がるポイントが分かりづらいと思う。この映画は前作のファンがファンに向けて作ったんじゃないかってぐらいに、少し閉じている気がしました。

まあ、寝ちゃった友人たちは、前作を見返したときにも寝ていますしね。多分、単純に二人の好みの映画じゃなかったんだと思う。二人は「もっとアクションが見たかった」って感想でしたからね。私にとってブレード・ランナーは「ヒューマンドラマ」のカテゴリーなので、アクションに終始しちゃったら「ハンガーゲーム」路線になっていく気がするのです。やろうと思えば分かり易い対立構造を作り出せるストーリーだし。ドンパチのアクションは成り行きであって「いかに生きるのか?」そこが深いテーマだと思っているし、「いかに愛すか?」が更なるテーマだと思うので、前作で繰り返し描かれた「レプリカントは人工物」という刷り込みが、ストーリーに深みを与えると思うんです。ここの前提が弱いと、人間やレプリカントの悲哀を感じにくいんじゃないかな。

今回も「レプリカントなのか?人間なのか?」とう葛藤や、「自分と同族(同じ次元ではないもの)であっても愛せるのか?」という愛のテーマを丁寧に描写していたので、私は引き込まれましたし、デッカードとレイチェルの愛の物語がまだ続いているところがグッときましたね。うん、ここら辺は前作を知っていないと(そして好きじゃないと)楽しめないと思うポイントです。それ以外にもめっちゃ「???」と思ったポイントがあるので、そこは次のネタバレ有りのセクションで書きます。未鑑賞の人はここで一旦ストップで。

私が言いたかったのは「鑑賞前に前作は(出来れば事前公開映像も)きっちり見直しておくべき」という点と「前作にいまいちフックしていない友人は、無理やり連れて行かないほうがいいよ。」というポイントですね。あと、ライアン・ゴスリングのファン!ってお姉さんにも、正直70%はライアンはボコボコにされているだけだから、見どころっぽいセクシーポイントもないから期待しないほうがいいよって言いたいです。絵的にはセクシーじゃないけど、切ないライアンは120%ご健在なので、それ目的なら劇場へGoです。スーパー切ない、恋人の愛、だけじゃなくて、人間としての愛もね、求めて、手のひらをすり抜けて、サラサラ落ちていく砂みたいで切なかったです。ライアン、切ない俳優の特許を、マジで取っているとしか思えない。。。

 

以下、ネタバレ有りの勝手な解説(というか、個人的な解釈)となります。事前公開情報からの疑問点をザクザク回収していきましょう!

 疑問点というか、私の勝手な「?」ポイントなのですが。。。

—2022年のブラック・アウト事件の目的と、その後の影響は何だったのか?

ブラック・アウト事件に関しては理解が薄いので何とも言いづらいのですが、私の理解の範疇ですとこんな感じ。まず目的としては「レプリカントを主に製造していたタイラー社の本社(もしくは中央の発電所かな?)を襲うことで、街全体の電力を落とし、様々なデータ(もしくは未だハッキリとは描写されていない別の何か)を破壊する」こと。その後の影響としては10日間停電の期間が続き、また停電以前のデータはかなり破壊されてしまった。そのため続編の映画では「あえてアナログでデータを残している」資料室の描写がありました。確かに全てデータ化していると、ハッキングやデータ破損のリスクがありますもんね。関連性はハッキリしていませんが、停電後に飢餓の時代があったとのことですので、もしかすると停電の影響で人間の食料状態にも打撃が与えられたかもしれません。その後しばらくレプリカントの製造が禁止された、という発言もショートムビーにあったので、多分レプリカントによる初めての大規模な反乱だったのだと思います。私の解釈に間違えがあれば教えてください。

—レプリカントVS人間の対立の行方はどうなっているのか?

後述しますが、あんまり詳細には描写されていませんでした。なんか、レプリカントはいっぱい出てくるけど、肝心の人間があんまり出てこないからね。今回からブレード・ランナーですら人間に管理されるレプリカントだし。むしろ人間はどこに行ったの?ってぐらいに人間があんまり出てこなかったです。この時代では人間とレプリカントの割合とかどうなっているんだろう?飢餓の時代にたくさん人間は死んで人口も減少していたのかな?ここは私の理解不足かもしれませんが、今作ではハッキリした対立、衝突はありませんでした。

—人間は何を求め、レプリカントは何を求めているのか?

レプリカントはこの時代でも人間の補助(奴隷)の立ち位置でしかないので、やはり人間としての尊厳や生命を求めていたと思います。人間は、レプリカントを利用した上での平和な世界を求めている、というところでしょうか。

—デッカードもレプリカントだったのか?

これはあんまり描かれていなかったですね。というよりも、デッカード自身の描写が少なすぎました。彼がどのような30年を過ごしてきたのかはあまり語られません。ただただ逃げて、存在を消すことを優先していたということだけがわかります。私の予想では「あ〜、多分普通に人間やな!」って感じ。だって「レプリカントと人間の愛」という対比が美しいわけで、レイチェルと同じレプリカントだったら、二人の愛の哀愁が減ってしまう気が。やっぱり越えられない壁=人種、種族の壁があるからこそ引き立っていたラブストーリーだと思いました。だから多分、デッカードは普通に人間ですね。そうでなかった場合、デッカードの延命方法が気になります。そんな描写なんて、もちろんなく。

 

大胆予測!多分「ブレードランナー再度の続編」製作される気がする!

だって!あまりにも伏線が多すぎて、風呂敷広げすぎていて、全くもって回収しきっていないのですよ!疑問点が解決されなさすぎて、わ〜お、ビックリ!みたいな!だから、もう続編があるとしか考えるしか、納得がいかなくて!私は以下の3点から続編が作られると感じました。

⑴レプリカントVS人間の対決、戦争が一切描かれていなかった。

もちろん伏線というか、火のないところに煙が立たないように、匂わせてはいましたよ。でも、一切戦ってないです、夜明けどころか、2049はまだまだ大戦の3年ぐらい前ちゃうかなってぐらいに、まだまだ序の口。最後に、娼婦と見せかけてレベルズ(反逆者)の一人だった、ピンク髮のお姉さんレプリカントとその仲間達が登場しました。彼らがKに「仲間に加わって」と話していますが、Kは「俺、人間ちゃうかったんや、やっぱりレプリカントやんけ。(大ショック)」で思考停止していて、レプリカントVS人間の戦いとか、「ちょっと今、それどころじゃないんで。。。」状態でした。その後Kはデッカードと「真実」に向き合いに行きますが、その間のレプリカント軍団の動向は一切わかりません。なんといってもこの映画はKの視点から語られるストーリーに終始しておりますので。レプリカント軍団の動向は一切わかりません!まるで「希望の党」の「え、小百合さんが出馬しないなら党首は誰になるの?」ってぐらいに、動向がわかりません。

⑵盲目のめっちゃ怖い人が、あんまり活躍していなかった。

彼はめっちゃ怖いです。事前公開のショートフィルム2034年みたいにバッサー!とレプリカントを殺すし、何体でもレプリカントは作れる!みたいに横暴だし、ラスボス感は満々なんですけど、具体的に何をするのかが分からない。ブラック・アウト(大停電)以後の飢餓の時期を救った英雄でもあるようですが、彼の真意がわからなければ、計画も見えてこない。どこでレプリカントと衝突するのか、むしろ既に水面下でしているのかもわからない。これ、絶対に続編でこの人が活躍するパターンやろ。。。この後々で存在感を増す悪役って、まるでハンガーゲームのプレシデント・スノー。

⑶そもそも意味深な「ミラクル」がハッキリと解明されていません。

2048年にも出てきて、かつ今作では冒頭でサクッとお亡くなりになった(プロテインとして食用の昆虫を育てている)農家のおじさん、この人の最後の言葉で「ミラクルをお前はまだ知らないんだ」と言っていました。単純に今作だけを見たら「レプリカント(レイチェル)と人間(デッカード)の間にも子供が誕生する」という点を指しているのかな?と思うかもしれませんが、え〜?そんな単純かな?あってはいけないタブーだとはしても、レプリカントと人間が恋愛してしまえる以上、(レプリカントがほぼほぼ人間のコピーである以上、つまり生殖機能を排除していない場合)子供ができてもおかしくないのでは。想像できる範囲のことがミラクルと言えるのでしょうか?もっと「世界を根本から揺るがす!何かサプライズ!」そんな隠し球が解明されてこそミラクルだと思うのですが、私が期待しすぎかしら?それこそ「4年(新型のレプリカントは6年)と決められている、レプリカントの寿命が伸ばせる」という真実が出てきたらコレはミラクルだと思うのですが。

最近3年間で一番「ミラクル!」ってぐらいに予想を裏切ってくれた展開の映画は2作。「U want me 2 kill him?」と「君が生きた証」かな。この二作はすごい脚本でマジで「うわ!」ってなりました。だからね、30年越しの「ミラクル」ならば、もっとあると思うんだ、深いのが。其の為にも2時間40分かけて古参のファンを温め直しつつ、新規ファンを開拓し、次の二作目、もしくはブレード・ランナー三部作に繋げるのではないかと思うのです。そーじゃなかったら、正直、この映画はちょっと消化不良かも。伏線の回収がなさすぎる気がしてしまうのは、私の理解が足りていないだけでしょうか?真冬のオスカーあたりで続編製作を発表、続編第二弾の公開は来年の夏休みぐらいかな、と勝手に予想してニヤニヤしています。

 

もし続編があるのであれば次はもっとハリソン・フォードが活躍すると思うんだけど、彼は75歳だよ、大丈夫かな!?

続編があったら人間VSレプリカントの大戦争でしょう?Kもとい、ジョー、かつライアン・ゴスリングの安否よりも、普通にデッカード=ハリソン・フォードおじさん大丈夫かなって勝手に心配しております。続編ではアクションで活躍するのかしら?今作では出演してくれただけで「きゃー!(往年の)デッカード!」だから大活躍ではありますけれども。今年でもう彼は75歳なんですよ!私のおばあちゃんと5歳しか変わらないんです。ウチのおばあちゃんにアクションしろ!って言ってもキツイよね。走って殴って大戦争の展開になったらハリソン・フォードの体力とか心配です。でもきっと、大活躍するのでしょう!

これで続編がなかったら「前作にリスペクトを表明することに終始するだけの2時間40分だったら、有志のファンだけで作成された、たった5分のAKIRA実写版の方が私好みのファンムービーやでえ!」と毒を吐いてしまいそうです。素晴らしかったのですが、なんか、モヤモヤした!もっかい言いたい、「ミラクル」って何だったの!?

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さ〜、映画熱が冷めやらない!金曜日の仕事終わりにフラッと鑑賞してきてしまった週末前のそこのあなたへオススメする映画DVD3つ!

まずね、きっと消化不良なところもあると思うの。「大満足!これぞ続編!描き切ってくれたね!」って、私みたいにスッキリしていない、素直になれない、そこのアナタ!「大ドンデン返し!」「やられた!」「ぐわ〜、スッキリ!」と見ごたえのある、一作でストーリーがカッチリ終了する映画が見たい人はTSUTAYAでこれ二つ借りてきたらいいよ!

「U want me 2 kill him?」

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「君が生きた証」

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そしてね「主演のライアン・ゴスリングってLa la la landの冴えない、あの男の人よね?キーボードとかたまに弾いてた、ジャズの。。。。」って人は、是非とも「ブルー・バレンタイン」を見てください。ライアン・ゴスリングの「切ない男を演じる特許をとっています!」的な演技が再度ご堪能いただけます。ちなみに「夫婦で見たら離婚したくなる映画」との曰く付きですので、取り扱いにはご注意ください。

ブルー・バレンタイン

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蛇足⑴ドイツの映画館で鑑賞するって、「シリアス(かつセクシー)シーンに耐えられないお子ちゃま」と一緒に見ることになるから、諦めてね。

唯一のラブシーンとも言える、「AIが生身のレプリカント娼婦に自身を重ねて、ご主人様とセックスする」という、なんとも素敵なラブシーン。もうね、ドイツ人はお子ちゃま、かと!セクシーなシーンでは、やたらと映画館全体がザワザワ。隣のドイツ人の友人なんて、何故このタイミングで!何故に!ってタイミングで「あ、ポップコーン食べる?」ってガッサー!と甘ったるいポップコーンをオファーしてくれました。いやいやいや、今ちゃうやん!何故に、もっとゆるい場面はなくて、わざわざ今やねん、と。照れてるんでしょうね、かわいい!

その昔、大学生の時。大学のスペイン人講師と「ブラック・スワン」という、ミタリー・ポートマンとミラ・クニスがレズセックスを繰り広げるきわどい映画を見に行ったことがありますが、笑えるぐらいあっけらかんと、平然と鑑賞して、後ほどのワインのアテにしましたけれども。年上の男性だったのですが「絶対にDVD発売されたら、あのシーンで一時停止するやつ多いよね〜」とゲラゲラ笑っておりました。とってもスペイン!

ドイツ人は映画館でセックスシーンが苦手みたいですね。ドイツの映画館でちゃんとセックスシーンを鑑賞できる観客はベルリナーレの愛称で親しまれている、ベルリン国際映画祭だけかも。ちなみにアメリカでのセックスシーンは皆さん無言でした。もう、その後の話題にも出さない。華麗なるスルー!お国柄かな?(失礼すぎますね、すみません。)

 

蛇足⑵ベルリンでオリジナル言語で映画鑑賞できる映画館もう一つ見つけたよ〜Hackescher Höfe Kino!

以前、こちらの記事で「ベルリンで英語で映画が見たい時はSony Centerへ!」という記事を書きました。結構読まれているようですね、みんなドイツ語苦手なんだね、一緒だよ!

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まだまだ英語(というか、オリジナルの言語+ドイツ語字幕)で映画が見れる映画館がありました。それはHackescher Höfe Kino、レトロな感じで可愛い映画館。

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わかりにくいけど、4階(ドイツの数え方だと3階ね)まで上がってください。ベルリン歴が長い友人曰く、結構老舗のなかなか評判がいい映画館らしいです。確かに、小さいけど趣があって素敵な映画館でした。座席もふかふかです。

ここでもやっぱり曜日によって映画の値段が異なるようです。平日の月曜日と火曜日が一番安いのはどこでも一緒だね。普段は9ユーロだけど、月用と火曜日だけは7・5ユーロ、素敵ね❤

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かつ3D上映もあれば通常版もあるし、どっちも選べて面白いかと。私は3Dだと酔ってしまうので、友人が強く勧めない限りは通常盤で見たいですね。

Programm | Hackesche Höfe Kino Berlin Mitte

この地域周辺はユニクロもあれば無印良品のお店もあったりと、何かと日本文化も感じられるスポットです。そして街の中心部にあるので「え〜。ポツダム広場遠いわあ〜」と友人にごねられた際は、こっちをプッシュするものアリかと。6人も一緒に映画鑑賞するとなると「英語上映」で「かつ、街の中心部」の映画館を探すのは大変でした。同じような多国籍で他言語で大人数をオーガナイズしないといけない誰かの参考になれば幸いです。

*ちなみにここのポップコーンは塩味ではなく、甘めです。ラブシーンに無理やり食べたからじゃなくて、風通にキャラメル風味でした。Flitz Cokeとか、ソフトドリンクもポップコーン(小)も2.5ユーロでしたよ。予算の参考にしてください、という最後の蛇足でした! 

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