ベルリンから人生敗者復活戦。

ワーキングホリデーの失敗談を綴る。その失敗の過程と、失敗から出直す、敗者復活戦の過程も勝手に配信する。

第八話 海外就職における人生初の英語面接で”Actually it was a really good answer”「その解答には納得させられた。」の言葉をCEO(経営者)から引き出した、最終面接で感じたことを素直に書き残すよ、の巻。

時:1月中旬(多分2017年1月20日ぐらい)

テーマ:人生初の英語面接でテンション上がり過ぎてウザいです。THEビジネスマン! な面接ではないので期待に添えなかったらゴメンナサイ。

 

私が祈っていた教会の天井。やたらと神々しいです。「神様ありがとう!」 

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 目次

面接は自信を持って望みましょう。必要ならばジャケットも新調しちゃう!

 経営者との第二次面接は全人生をかけて喋り倒してきました。流石に経営者二人との面接は一筋縄ではいかないなあと思いましたが、それでも堂々とした態度で臨めたことは良かったと思います。今回の最終面接に当たり、私はジャケットを新調しました。一次面接もシャツとジャケットで臨んだのですが、少し身体にフィットしていない昔のジャケットで、印象としては野暮ったくなっていたと思っていました。その翌日に二次面接に呼んで頂いた時、少し迷いましたが新しくジャケットを買うことを決心、セール中のh&mに走りました。なんとタイミングよく黒のジャケットと、灰色の形がスッキリしたセーターがそれぞれ10ユーロで買えました。セールじゃなかったら50ユーロだったところが20ユーロ。季節の終わり目で良かった! これで、かなりスッキリした印象になりましたし、黒のパンツと合わせ、モノトーンに身を包むと姿勢も伸びる気がします。実際の経営陣の服装はカジュアルで、ジャケットを着ている社員は皆無でしたが、私個人の気持ちの問題なので、やはりジャケット着用で行って正解だったと思います。

 

最終面接は「会社とマッチするか」人間性の質問に終始しました。

 面接に当たり、一時面接の時点で日本語と英語の両方の質疑応答に準備していました。ありえそうな質問に対し、使いたい単語を確認したりと準備した意義はあったのですが、結果としては準備した質疑応答はあまり使いませんでした。それよりも会社独自の人間性に関する質問に終始していて、これは準備し用も無いので、今までの人生でどのような人間になったのか、というところを分かってもらおうと努めました。どういう仕事をしてきて、どのような仕事ができる人間か、という仕事がベースでの会話は一時面接で一緒に働くことになるチームの方々と直接沢山話したので、経営陣との面接では「どんな人間で、どんな価値観をもっている人間」か、というライフスタイル主軸での会話がベースでした。私という人間を知ってもらう為の自然と表面的な回答ではなく、心から思うことを誠実に伝えていく姿勢になりました。

 

「本当にインターナショナルな環境で働ける日本人ですか?」

「心から思うことを誠実に伝える」この姿勢は次の質問で顕著に現れたと思います。

 

「異なる文化圏から来ているインターナショナルなスタッフ達とどのようにコミュニケーションをとっていくかは非常に重要です。あなたは多文化の外国人とどのようにコミュニケーションをとり、人間関係を築いていくことが出来ますか?」

"We are international company and you need to communicate with those who has various background and corporate with them. Can you tell us your experience and idea of how you did communicate with foreigner and how to connected to them?"

 

 ここで私は、前職のホテル業での「台湾や、中国、韓国から来ている外国籍のスタッフといかにコミュニケーションをとり、どこに気をつけながら仕事をこなしてきたか。」という仕事ベースでの解答をすることも可能であったと思います。一次面接では似た質問に前職での経験談から上記のように解答しましたし。

 しかし、今回は不思議と心から感じたままにお伝えしようとしました。全人生をかけて、私がインターナショナルな会社に相応しい人間だという事を分かって貰おうとしました。必要だと思われる要素であったので、宗教観にまで触れました。

 

「私は20歳で大学に入ってから、お金を貯めてはバックパックを背負って旅行ばかりしていました。嘘みたいに聞こえるかもしれませんが、今までに20カ国も旅してきたので、何処の国の人に出会っても何らかの文化的な繋がりや会話の糸口を見つけることが出来ます。また元来、好奇心の塊みたいな人間なので、知らない文化やお国の人にでも興味を持って自ら質問し、コミュニケーションを取っていくことにも抵抗はありません。また、これは偶然の恩恵なのですが、私は日本人には珍しくクリスチャンです。何処の国に行っても教会に行き、そのコミュニティの方々とキリスト教という価値観を持って分かち合うことが出来ました。出身地である長崎は日本では珍しくキリスト教徒が多い地域です。この点に関しては両親、また祖父母の代まで遡って感謝しています。以上の2点から、多国籍のコミュニティーに属することに違和感は感じないと断言出来ます。」

 

 この解答にはCEOの方も思わず"Actually it was a good answer."「納得のいく解答だ。」との言葉を漏らして下さいました。人間性を見られている面接では、如何に誠実に自分という人間を分かってもらうか、この一点に尽きるなあ、と思わされた経験でした。

 

辛い時にアナタを支える「決意」って何ですか?資格よりも姿勢を。

 もうひとつ、これは個人的な質疑応答かもしれないけども、答えていて「ああ、本当にそうだなあ。」と自分でも思ったので、書き残しておきます。

 

「海外の会社で働くには、難しいこともあるし、日本のやり方では通用しないこともある。僕たちなりの考えで何度でもダメ出しするし、納得のいく答えに辿り着けるよう、何度だって改善を求めることだってある。以前に採用した日本人ではこの点で分かり合えなかった。だから再三確認する。その努力を重ねる覚悟はありますか?」

 

 この質問には 流石に"This will be a bit personally, but I'd like to explain." 「個人的な価値観の話にもなるが、是非とも説明させて欲しい。」と断ってから答えました。

 

 17歳でアメリカに留学してから、ずっと西洋のダイレクトなコミュニケーションが日本の察するという曖昧で奥ゆかしいコミュニケーションよりも、私には合っていると感じてきたこと。その為、いつかは海外で海外の会社で働きたいと思いながらも、大学卒業時はまずは日本社会を知ろうと思ってまずは日本の会社に勤めたこと。3年勤めて、離れるタイミングもあり、今やっと長年の思いを叶える為に行動を起こすことが出来たこと。そして最後にはこう伝えました。

 

"I've been waited this opportunity since 17, I'm now 27, so, I've been waited for 10 years. I am more than ready for making this kind of effort, this is what I have been wanted to put my effort to."

「このような機会を17歳の時からずっと待っていました。今は27歳なので、10年待っていたんです。やっと望んできた環境の為に努力することができるのであれば、本望です。」

 

 これが最後の質問であったと思います。

具体的な前職での経験や仕事内容に関しての質問は、一次面接で日本担当チームからすでに受けていたので、二次面接では「会社に合う人間か」「仕事に熱心に取り組んでいけるか」という資格よりも姿勢が見られていたと感じました。

 

最終面接でもユーモアを入れられるところは入れておきたい。

 これが最終面接だと思われたので、やはり緊張していました。

「20カ国も旅してきてどの国が一番好き?」という質問には「仕事をしながら住むならばベルリンを選びましたが、バケーションや暮らすだけならばスペイン。」と答え、「日本担当チームの片方がスペイン人だからって気を使わなくていいよ。」とちょっと笑って、場が和むシーンがあったのは救いでしたね。一時面接でお会いしていた日本チームのお二人も参加して下さっていたので、このお二人は場面場面で和やかな相槌を下さったり、とにかく応援して頂いたと感じました。爆笑させる必要は無いですが、場を和ませようとして振ってくれるネタには、構えずにこちらも乗っかるつもりで有り難く使って良いのだろうと思いました。

 

 緊張しすぎて、何故か右目だけ薄っすら涙が滲み続けたのには困りましたが、終始シッカリ答え続けれたことにはホッとしました。一応人生で初めての海外面接の英語バージョンだったのですが、意外と始まればグワーっと喋れてしまうものですね。人生本当に、やるか、やらないか、この一点から物事は動いていくものだと凄く感じました。この会社とご縁がなかったとしても、物凄く大切な事を学ばせていただけたと感謝できるぐらい、すごく意義深い体験をさせて頂きました。